唾液怖がり



(唾液怖がりの症状について)

唾を飲み込む時の音が人に聞こえ、このために、人から変に思われると悩むのが唾液怖がりの症状になります。

これも、他人怖がりに悩んでいる時に、良く見られる症状だと言って良いと思います。

食事時でもないのに、唾を飲み込むのは、何かいやしいもののように感じていることが多く、この考えがあるために、かえって、唾の方に注意が向き、唾液が出やすくなっているものなのです。

唾液怖がりに悩んでいる時には、口の中に溜まった唾を飲み込まないようにしていることで、口の中に唾を溜め込んでいることも多いものなのです。

しかし、こういう状態では、ますます注意の方向が口の中の方に向いてしまうために、ますます唾が出やすくなるという悪循環に陥ってしまうものなのです。

しかし、こういう状態にあっても、森田療法の学習をしていく中で、唾に対する受け止め方が変化してくると、悪循環から抜け出せるようになるものなのです。



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