(心配性の症状について) 神経質性格の人は誰でも心配性の傾向がありますが、他人怖がりに悩んでいる時は、この心配性が人間関係の面に強く現れてくるものなのです。 あの時、ああ言ってしまったけれど、あの人は嫌な思いをしたのではないかとか、自分の取った言動を常に後悔し、反省しているというのも他人怖がりに悩んでいる時に共通してみられる特徴になります。 そして、必要以上に人のことに対して心配してしまうということになっているものなのです。 よく「取り越し苦労には時間切れを宣言せよ」と言いますが、心配性の傾向が強くなっている時は、心配したままでも、タイミングを失わずに行動していくことが大切になってくるのです。 また、こういう形で、森田療法の考えに沿って行動の仕方を変えるようにしていくと、心配性も少しずつ改善してくるものなのです。 |
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